手づくりアイス工房ヴェルデは手探りではじまりました。
もともと酪農一筋で働いていた両親のモトキ牧場を継いだとき、
牧場には15頭の牛のほかに、約100本のブルーベリーがありました。
今までと同じやり方では酪農家を続けられない、
何かいい方法はないかとあちこちで話を聞くうち
自家牧場の生乳とブルーベリーを使ったジェラートの製造にたどり着きました。
これまで生乳を搾った後は牛乳工場に出荷して終わりでしたが
自分で商品を生みだして販売までできるというところに大きな魅力と手ごたえを感じました。
こうして1998年、手づくりアイス工房ヴェルデは誕生しました。
現在まで約19年間(生まれたての赤ちゃんが大人になるほどの間!)
ジェラートづくりに情熱を注いできました。
味や見た目を決める素材のひとつひとつに妥協せず、
毎日心を込めて作っています。
モトキ牧場には11頭の牛がいます。
この牛たちが出してくれる生乳がジェラートのベースになるので、毎日牛たちが元気でいてくれることが何よりも大切です。 牧場の一日は早く、まずは朝5時頃にえさを与えてその日の体調を観察します。搾乳は1日2回、朝6時頃と夕方6時頃に行います。一頭の牛からは約25キロの生乳をとることができ、この新鮮な生乳から毎日いろいろな種類のジェラートが作られています。
ヴェルデのおいしいジェラートづくりには、新鮮な生乳のほかにこだわりの生産者の力も欠かせません。
当店では自家農園のブルーベリーをはじめ、お店がある東京産素材のメニューを充実させたいとの思いから、東京産、特に多摩地域で育てられた農産物を積極的に使うようにしています。味はもちろん、それぞれの素材が持つ色を活かし、見た目もおいしいジェラートができるよう毎日丁寧に作っています。
工房の隣にはブルーベリーの自家農園があります。
ヴェルデをはじめた当初、約100本だったブルーベリーは
甘みの強いラビットアイ種を中心に少しずつ本数を増やしていき、今では約650本になりました。
この農園で採れたブルーベリーはジェラートやジャムに加工しています。
新鮮なブルーベリーがたっぷりと入った紫色のアイスクリームには、
一粒一粒の可愛らしい甘味と酸味が活かされています。
また、素材そのままの味もお楽しみいただけるよう
収穫時期には農園を開放してブルーベリー摘み取り体験も行っています。
春はかわいらしい白い小さな花が咲き、
夏は美味しい実がなり、秋は鮮やかに紅葉する
見ても食べても楽しいブルーベリー畑へぜひ遊びに来てください。
摘み取り期間 | 7月中旬~8月下旬 |
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開園曜日 | 月曜・水曜・金曜 |
開園時間 | 15:00~18:00 |
入園料 | 200円(3人以上の場合/3人未満は無料) |
摘み取り料金 | 500g 1,000円 |
お問い合わせ | TEL 042-560-6651 (11:00~18:00 / 火曜定休) |
*各地への発送も承ります。お気軽にお問い合わせください。